裁判では姑の不法行為を自分で立証しなければならない
民事裁判において、
姑の違法性の立証責任を負うのは原告である嫁の方です。
姑にされたことは本当に違法性のある行為だったのか、
証拠を揃えて提出しなければなりません。
家庭内での出来事なので第三者の証言は期待できませんし、
身内の証言は基本的に無効と判断されてしまいます。
そこで必要になってくるのが、姑の不法行為の記録です。
実際にモラハラ行為を働いている時の録音や録画、
詳細な日記などを残しておけば、
客観的な証拠として認められやすくなります。
姑のいじめが原因で病院にかかっている時は、
医師の診断書も証拠として有効です。
慰謝料請求を考えたら弁護士に相談を
慰謝料の請求自体は誰でもできてしまいますが、
訴訟にはお金がかかります。
慰謝料を実際に支払わせることができなければ、
訴訟費用だけがかかってしまい、
裁判をするだけこちらが損ということになります。
実際に訴訟を起こす前には必ず弁護士に相談し、
勝算があるかどうかの判断を仰いでから動くようにしましょう。
訴訟に際してどのような証拠を用意するべきかのアドバイスも受けられますよ。
それと、姑の暴言が度を越えている場合は、
上のような法的手段に出る以外にも、
一度別居するなどして距離をとるのも有効です。
精神状態を回復させることもできますし、
相手の行為がどれだけ酷いものかを
分からせることができますので。
よかったら、こちらを参考にしてみてください。